「小編10」について
- ゆずは 鳥乃

- 2024年12月31日
- 読了時間: 3分
こちらは一次創作『九宝のせかい』小編10についての記事になります。小編10をまだお読みでない方は、先にお読みいただいた方がより楽しめると思います。
小編10は以下のURLからお読みいただけます。
小編10が2024年の書き納め作品となりました。
初めて書いた小編1が2019年公開ということで、5年間で10作品目まで到達することができました。ここまで来られたのは私の拙い文章を優しく見守って下さった皆さんのおかげです。ありがとうございます。
小編10は、ユリウスの誕生日(12月25日)を記念して書いた作品です。
とはいえ、ストーリー上でユリウスの誕生日を祝っているわけではないです。直接誕生日は祝わないけど、ユリウスを主役にしてユリウスが活躍する話が書きたい!と思って生まれたお話です。
ちなみに小編9も同じで、あれはウィリアムの誕生日を記念して書きました。ウィリアムがかっこよく魔物と戦う話。戦闘シーン、一回ちゃんと書いてみたかったので書けて満足です。
そういうわけで小編9で戦闘シーンを書いてしまったので、じゃあ小編10は戦わない話がいいなと思っていました。ユリウスは作中で一番強い設定なので、かっこよく戦う話はかなり捨てがたかったのですが、それを言い始めるとうちの子全員戦わせることになりかねないので、ユリウスの戦闘シーンはまたの機会に取っておきます。
ユリウスの誕生日はちょうどクリスマスの日なので、じゃあクリスマスにちなんだ話にしようと決まりました。
ユリウスが住んでいる氷雪の国は北欧諸国をイメージしています。北欧のクリスマスってどんな感じなんだろう?とネットで少し調べて、冬花祭に反映させました。
ユールゴートはそのままです。Wikipediaにユールゴートが燃えたか燃えないかの年表が載っていて、面白かったので小編内でも燃えてもらいました。
『九宝のせかい』のクリスマスは国ごとに催されている祝祭です。氷雪の国では冬花祭として執り行われているけど、他の国ではまた違った名前、違った内容で催されているんだと思います。
余談ですが、ハロウィンは新世界共通で夜装祭として楽しまれています。
今回一番書くのが難しかったのは、ユリウスとエステルの関係性の部分です。この二人、互いが互いをどう思っているのかいまいちよく分からないんですよね。恋愛感情は持ってないってことだけは間違いないけど、友達ではない。師匠と弟子なんだけど、それだけの関係でもない。エステルはユリウスのことを放っておけないと思っているし、ユリウスはエステルを守ってあげたいと思っている。なんだけど、互いにそう思っている理由が分からない。そういう二人です。
さて、この記事が2024年の締めくくりになります。
今年もお世話になりました!
皆さん、よいお年をお迎えください!
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