CHARACTER
/ キャラクター紹介
なくしてしまった大切な剣を探すため、ウィリアムと共に旅をしてい る青年。その正体は人ではなく〝九宝〟の一つである〝黒の剣〟の化身。つまりなくした剣というのは自分の本体。何事に対しても真っ直ぐで人助けにも積極的な自称〝正義の戦士〟。常識外れな怪力と頑丈さの持ち主。やや世間知らずなところがあり、よくウィリアムを振り回している。
「何か困っているなら、オレが力になるぞ!」
騎士王の補佐官の青年。その正体は人ではなく〝九宝〟の一つである〝銀朱の弾道〟の化身。若き騎士王と契約を結び〝支配〟の力を貸し与えている。髪と帽子で表情を隠している上に極端な無口で、ミステリアスな雰囲気をまとう。つねに騎士王の後方に控え、王以外の人とは決して話そうとしないため、王宮内には彼のことを不審がる者も少なくない。
「…………」

ローランド
聖樹の森の守護者。魔物すら寄り付かない森の最奥で、ただひとりで暮らしている。その正体は人ではなく〝九宝〟の一つである〝蒼石の杖〟の化身。杖本来の力によってあらゆる魔法を扱うことができる。中でも得意なのは空間転移の魔法。感情がほとんどなく、表情も変わらない。眠る必要がないため、暇なときは料理やオカリナを吹いて過ごしている。
「僕はこの場所さえ守れれば、あとは何もいらない」

クライド
〝九宝〟の一つ〝英知の黄石〟の化身である少年。歯車の国に自分の工房を構え、機械技師、調剤師、情報屋と三足のわらじを履いている。少年のような見た目にそぐわず大人びた言動を取るため、初めて会う人にはいつも驚かれる。新しいことに挑戦するのが好きだが失敗することも多く、工房のすみには爆発した鍋や機械の残骸がたくさん転がっている。
「人のことを見た目で判断するのは感心しねえなあ」

真白
白い髪と白い瞳を持つ和の国の青年。その正体は人ではなく〝九宝〟の一つである〝白夢〟という刀の化身。人や動物の心を読んだり、記憶を操る魔法が使える。人が好きで、人のことをもっと知るために人間の家庭に居候し、人間のフリをして暮らしている。礼儀正しく親切な好青年だと近所では評判。扇子を集めるのが趣味で、懐にはいつも扇子が入っている。
「私は、人が持つ『心』に惹かれているんです」

ユリウス
〝九宝〟の一つ〝紫晶の盾〟の化身である、容姿端麗な青年。右目は鉄壁の前髪でつねに隠されている。作家として日夜原稿と向き合っているが、筆はあまり進まない。ひとたび狩りに出ればどれだけ危険な魔獣もたちまち倒してしまうほどの強さを誇るが、生活力が皆無なので、レイピアの指導を受けに来るエステルにときどき呆れの溜息をつかれている。
「僕が必ず、君を護るから」

クレア

チンロン

ルシウス

バイフー

カイル

シトロン

ルノー

かがりび

エステル

楓


